うつ病の人の接し方は知ろう!味方になれる方法

迎え入れるための知識を

ドクター

力点を置く場所に注意

うつ病でしばらく休職していた人が戻ってくる際には、どのように受け入れたらいいのか、どんな接し方がいいのかわからないという人も多くいます。同じ部署の中でも、めでたいことなのでお祝いをしようという人もいれば、そっとしておくのが一番と、普通に挨拶する程度でいいという人など意見がわかれることもあります。基本的に第一声は、復職おめでとうで大丈夫です。本人はうつ病による休職中にいろいろなことを考え、もしかしたら、もう自分の居場所はないかもしれない、自分がいなくても仕事は回るなら必要ないかもしれないなどと考えた時期もあったかもしれません。だからこそ、温かい言葉をそれぞれの形で表現することが大事です。自分たちから元気よく、大きな声であいさつするような接し方をしていけば、本人は受け入れてもらえたと安心できます。ただし、お祝いの仕方は一考が必要です。うつ病の治療中はアルコールは禁物ですし、本人の体調に差し障ることもあるので、ランチタイムに本人が話したいことを聴いてあげることからスタートするのが第一のお祝いになるかもしれません。仕事に関しては、最初のうちはゆっくりでいいということを本人と周囲のメンバー両方が共有することが大事です。仕事をムリに手伝う必要はないですが、戸惑う様子がみえるようなら声をかける程度の接し方を続けていきます。仮に長時間離席をすることが目立ち始め、手が止まったまま、涙を流しているなどの様子があれば、体調が悪いのか、やりにくいことがあれば声をかけてという感じで声掛けを行うようにします。いずれにしても、本人がヘルプを出しやすい接し方や環境をつくることが大切です。加えて一番肝心なのは、あなたを受け入れていますよという意思表示を最初にしておくことです。また、うつ病から復職したばかりの時は周囲よりも早く帰ることになります。みんなが忙しく働いている中をお先にと帰宅するのは気が引ける行為です。そのため、上司などが決められた時間になったら声をかけることや、本人が帰りにくくしているようであれば、帰る時間に合わせて部署全体で休憩に入るなどの配慮をすれば適応しやすくなります。

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